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広田内科クリニック
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保険適応に対する広田内科クリニックの対応について:
 トップページにありますように、2008年4月から弾性スリーブ・ストッキングなどの保険導入
 (療養費払い)の対象
となりました。
 当院は医療機関ですので今回の保険導入(療養費払い)に対応しております。

 1.弾性スリーブ・ストッキングは適応となりましたが、リンパドレナージ等はございません。
   保険医療機関に移行すると十分なリンパドレナージができなくなりますので、
   現時点では従来通り自由診療形態が望ましいと考えております。

     (現状でもリンパドレナージについては自由診療扱いが多いかと思われます。)
  *
保険医療機関内でのリンパドレナージ行為は保険適応はありませんので、指導以外
    のリンパドレナージ施行は基本的に認められておらず、その対応は地域によって異なる
    点はございますが一般的には混合診療となると思われます。
  *
保険医療機関で「指導」ができるのは、「看護師、理学療法士」となっております。
 
2.弾性スリーブ・ストッキングの保険適応は療養費扱いですので、 購入を指示した旨の
  購入指示書を発行いたします。

  *
療養費払いとは、コルセットのようにいったん自分で全額を支払い、後に診断書を持っ
   て保険者(会社など)から相当額を返還して頂く方法です。したがって、通常考えるとこ
   ろの保険適応扱いではないので、保険医療機関であるかないかは関係致しません。
   (2008年2月18日厚労省に確認済み)
   当院は医療機関ですので今回の保険導入(療養費払い)に対応しております。
     
  *病院で薬をもらう場合のようにいわゆる保険適応の場合は、病院が用意してある薬
   しかもらえませんが、療養費払いでは自分に合った弾性スリーブ・ストッキングを購入
   することができますので、今回の決定はより良い制度と言えます。


3.弾性スリーブ・ストッキング類:平成17年4月より医療機器クラス1に分類されましたが、
  医療機器でない製品もあります。今回対象となるのは医療機器のみかとは思われますので、
  確認の上、ご利用下さい。
  なお、弾性包帯についての扱いは文書上は入っていないようですが、対応は不明です。


以下に関係文書を掲載します。
第1 基本的な考え方
 リンパ節郭清の範囲が大きい乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんの手術後にしばしば発症する四肢のリンパ浮腫について、その発症防止のための指導について評価を行う。

第2 具体的な内容 
 リンパ浮腫の治療・指導の経験を有する医師又は医師の指示に基づき看護師、理学療法士が、子宮悪性腫瘍、子宮附属器悪性腫瘍、前立腺悪性腫瘍又は腋窩部郭清(腋窩リンパ節郭清術)を伴う乳腺悪性腫瘍に対する手術を行った患者に対し、手術前後にリンパ浮腫に対する適切な指導を個別に実施した場合の管理料を新設する。                                                        リンパ浮腫指導管理料 100点(入院中1回)[算定要件] 
 保険医療機関に入院中の患者であって、子宮悪性腫瘍、子宮附属器悪性腫瘍、前立腺悪性腫瘍又は腋窩部郭清を伴う乳腺悪性腫瘍に対する手術を行ったものに対して、医師又は医師の指示に基づき看護師等(准看護師を除く。)が当該手術を行った日の属する月又は当該手術を行った日の属する月の前月若しくはその翌月のいずれかにリンパ浮腫の重症化等を抑制するための指導を実施した場合に、入院中1回に限り算定する

[参考]
 四肢リンパ浮腫の重篤化予防を目的とした弾性着衣(ストッキング等)の購入費用については、医療技術評価分科会における検討結果を踏まえ、保険導入(療養費払い)の対象とする

診療内容/診療設備
当院では通常診療のほか、以下がクリニック内で可能です。

リンパドレナージュ(リンパ誘導マッサージ)

平日は毎日お受けになれます。(予約制です)
初診時に診察と併せてお受けになりたい場合はその旨お申し出下さい。

※リンパドレナージのみの通院も可能です。
※毎日3〜4名のリンパドレナージ セラピストが担当しております。 


超音波(エコー)機器

皮下のむくみの厚さ、量を計測します。


インボディによるむくみ定量
平成14年11月より設置致しました。
体重計と似た簡単な検査法ですが、右腕、左腕や右脚、左脚別のむくみの量を測定できます。
僅かなむくみも検知できます。

弾性スリーブ・ストッキングのフィッティング

クリニックでお取り扱いしております。
国内で入手可能な製品はほぼすべてご紹介できるように心がけています。

※医療機関では診療における治療材料としてはお渡しできますが、それ以外は営利行為となるため販売できません。従いまして、電話等でのご注文時は麻布ストッキングにてお受けいたします。


マッサージ器の試用
ハドマー、ドクターメドマーのほか、下腹部まで圧がかかるコンセランアルカノやハイパーメドマーを試用できます。割り引き販売しております。

※電話等でのご依頼は 麻布ストッキング 扱いとなります。

宿泊についてのご案内
クリニック周辺にはございませんので新宿、調布などのホテルをご利用下さい。

診察時に必要な費用の概略

ご挨拶のページにも書いてありますが自由診療です。

初診時
診察料 約\10,000前後です
・血液検査はほとんど致しません。(これまでのデータをご持参下さい。)
・薬も炎症(蜂窩織炎)など必要な場合以外はお出ししません。

弾性スリーブ・ストッキング等は各製品によって様々ですが、¥10,000前後のものが多いかと思われます。
・患肢周径は予定通り行きますと次回(1週間〜1ヶ月後)までにサイズダウンしますので、初回は1本のみのご購入をお勧めしております。
 細く安定しましたら、2本ずつ購入されてもよろしいかと考えております。
 弾性スリーブ・ストッキングは約4ヶ月〜6ケ月で交換するのが基準となります。
・経済的負担を軽減するため、主要な製品については、1箱に2足組みの製品は1足ずつお分けしております。 (この扱いは、クリニックにご来院された方に限りますのでご了承下さい。)

リンパドレナージ は腕は\4,000/40分、脚は\6,000/60分
              初回のみ指導料\1,000
・バンデージはご希望の場合以外ほとんど使用致しませんので、包帯法に際して必要な弾性包帯やスポンジなどの材料費は不要です。
・リンパドレナージは多くの方は1〜4ヶ月に1度で、けして頻回ではありません。

再診時
診察料 \2,000 (約10分以内の時間制です。)
・これも多くの方は4ヶ月〜6ケ月に1度ですので、頻回ではありません。
・ただし、炎症(蜂窩織炎)の場合や、治療効果が思わしくない場合には異なります。  

注:リンパドレナージおよび蜂窩織炎に際しての抗生剤などの薬の予防投与は保険診療でも本来認められておりません。


治療について
       −通院頻度はそれほど多くはありません。
日常生活で負担にならない治療法を考慮致します。−

 リンパ浮腫の内科的治療は、近年複合的理学療法として知られるようになってまいりました。本法は 1.リンパドレナージ(マッサージ) 2.圧迫(弾性スリーブ・スリーブ、包帯) 3.圧迫下の運動 および 4.スキンケア(蜂窩織炎の予防) の4つを柱としています。 はじめは入院して、弾性包帯などを用いて1.2.3.を十分に行い、細くした上で外来に移行すると良いともされますが、時間的、経済的にも負担であり、また、実際には理論通り行いますと外来でも十分な効果が得られるとされています。

当院の治療方針:
 特に炎症(蜂窩織炎)などの問題がない場合は多くの方は2回目は約1ヶ月後、安定してからは3〜4ヶ月に1回です。状態が安定した方やご遠方の方は、今回(2008.4)の弾性着衣の保険導入(療養費払い)に合わせて、6ケ月毎にしても良いかと思われます。炎症のある場合は数日後に1度来て頂きますが、その後は1〜2ケ月後となります。いずれも状態により異なりますが、当院での治療方法では、理論的に考えて無駄を省きますと、少なくとも毎日もしくは毎週のように頻回に通院する必要はありません。  

 治療上太くなった腕や脚の圧迫は最も重要ですが、当院では炎症や患肢の変形などの限られた場合を除いて、既製の弾性スリーブ・ストッキングを使用します。 弾性スリーブ・ストッキングのオーダーメードは出来てきた頃には既にご自分の腕や脚がサイズダウンしていて合わなくなっておりますし、また高価でもありますので、特殊な場合で、かつ、ご希望の場合以外は使用致しません。
 いわゆる弾性包帯法は外来治療で日常生活を考えると実際的ではなく、また、適切に選択、使用しますとむしろ弾性スリーブ・ストッキングの方が期待した効果を得られますので、当院ではほとんど使用致しません。
 ただし、ご希望の場合は、リンパドレナージおよび包帯治療を行う資格のある看護師が治療および指導を行います。

 リンパドレナージはセルフリンパドレナージが主体ですので、覚えて頂く事が主となります。多くの方は1〜3ヶ月〜4ヶ月の診察時に併せてお受けになる程度です。もちろんご希望の方は頻回においで頂くことも可能です。
 基本はセルフリンパドレナージですが、プロのセラピストに施行してもらうことだけで維持しようとしますと、最低週1回、もしくは2〜3週に1回はお受けになる必要が出てくるかと思われます。

 炎症(蜂窩織炎)は意外と多いものですので、治療してもなかなか改善されない場合は一度考慮してみる必要があります。炎症がある場合には、炎症を治療することで急速な改善を期待できることも少なくありません。

 ご遠方の方の場合は更に考慮致しますので、けして、遠くて通えないので治療できないということはありません。幸い、リンパ浮腫の治療はセルフケアが中心です。医療機関はそのお手伝いにすぎません。

 当クリニックでは出来る限り無駄を省いて診療するように心がけております。通院回数も少なく、時に物足りないと感じられる方もおられるかと思いますが、リンパ浮腫の治療は基本に忠実に地道に行えば十分に効果がでます。
 
 リンパ浮腫の治療は適切に行うと、むくみの期間や炎症の有無にかかわらず、効果は意外と早くに期待できます。うまくいかない場合は必ず原因がありますので、原因を見つけることで改善を期待できます。諦めずに治療されることをお勧めします。