はじめに ―リンパ浮腫とは―
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下肢リンパ浮腫 軽症例
子宮癌術後(左脚)
上肢リンパ浮腫症例
乳癌術後(左腕)

 リンパ浮腫は一次性(リンパ管、リンパ節ともに発育が悪いなどの理由で起こる生まれつきのもの)、二次性(乳癌、子宮癌、前立腺癌などの手術後に、リンパ節が切除または破壊されたために起こるもの)など、結構多くみられる病気です。
 そして、本症の9割以上が二次性の方です。従ってこのHPでは、内容的にも二次性のリンパ浮腫に重点を置いていますのでご了承下さい。
 多くの場合、色の変化や傷みはなく、脚または腕が太くなりますが、放っておいても別に命にかかわることもないため医者自身も軽く見がちです。そのため、相談に行っても詳しい説明が聞けず、ついにはまるで非常に珍しい病気にかかってしまった、と思いこんでしまう場合も多いようです。しかし、リンパ浮腫は必ずしも珍しい病気ではなく、また、日頃から注意さえしていれば決して恐ろしい病気ではありません。
 リンパ浮腫の治療のためには、なぜ脚または腕が太くなるかを理解することが大切です。むしろ、正しく理解して注意しさえすれば決してこれ以上太くならない、それどころか徐々に細くなるとさえ言っても言い過ぎではありません。

〈ご注意〉
  リンパ浮腫とすでに診断された方は本HPを参考にしていただいて結構ですが、はっきりしない場合は医師の診断を待って、決して無理をなさらぬようにお願い致します。
1) リンパ浮腫の基本的な特徴は、むくんだ脚や腕の太さは左右差がありますが、皮膚の色の変化については左右差のない(むしろ健側より白い)、無痛性のむくみです。
2) 特に腕や脚が赤くなっていたり、熱をもっている場合(蜂窩織炎 -ほうかしきえん-)は、処置法が異なりますので、十分ご注意下さい。
3) 乳癌、子宮癌などの術後のむくみ予防のためにお読みになる方は、日常生活上の注意を心がけていただくことが基本です。むくみのない場合は、弾力スリーブ、ストッキングや器具購入の必要性は一般的に必要ありません。
4) ここで紹介する弾力スリーブ・ストッキングはあくまで医療用品ですので、安易に「使えば治る」と思われると危険です。リンパ浮腫の治療の項目で述べているように、複合的な治療の一環として捉え、薬を服用するようなつもりで慎重にご使用下さい。

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